スペイン旅行・2007年(11)アルハンブラ宮殿その3
2007年・スペイン旅行を思い出しながら書いています。
コマレス宮を出るとライオン宮・ライオンの中庭に出ます。
ライオンの中庭は124本の大理石の列柱に囲まれています。
の所にライオン12頭がいるはずでしたが、この2007年から
修復でライオンはお留守でした。
ガラスで覆われている噴水を12頭のライオンが
円形に囲って
さらに噴水の水盤を支え
シエラネバダの嶺から流れ来る水が
噴水となって湧き出ていたのです。
(ライオンの口から水が出ていた)
修復は長くかかり、2010年修復終了し、
今は別の所で展示されているようです。
今、このライオン中庭の学術調査が行われているので
この場所にライオンが帰ってこられるのは未定だそうです。
そしてこのライオンの中庭を囲むように素晴らしい部屋があります。
八角形の天井のすかし模様の窓からは柔らかい光が差し込み、
モカベラの彫刻に反射してさらに立体感を出しています。
二姉妹の間の上から見える
リンダラハの庭
噴水を中心にして幾何学模様に生け垣や花が植えられています。
夏の離宮と呼ばれていた、ヘネラリフェへつづきます。
(撮影2007年10月)