スペイン旅行・2007年(完)フランクフルトで、その3
フランクフルトでの乗り継ぎ時間を利用して
おまけ観光、その3は
ゲーテハウス。
文豪 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの生家。
ゲーテは 1749生~1832没
「ファウスト」や「若きウェルテルの悩み」を執筆。
ゲーテは、フランクフルトでも屈指の名家に生まれました。
ゲーテハウスは、1F~4F。
裕福な家庭だったので、調理人1人、メイドさん2人が
ゲーテ家の食事をこの台所で賄っていました。
銅製のケーキ型。
ゲーテのお母さん愛用の食器の一部。
ここも台所ですが、ほぼ中央にパイプと、ドアノブみたいなのが。
上の写真の右半分アップ。
井戸水を汲み上げるポンプです。
その当時こんなポンプがあるのは、裕福な家庭だから。
おかあさんの趣味、
ボビンレース。
胸元を飾るのでしょうか?
これも珍しい『天文時計』
上部、廻っている輪は、日付、
(写真を拡大してみるとこの時の2007の数字が)
その下では、時刻、月の満ち欠け、星座、太陽の位置関係を
読み取ることができるそうです。
ゲーテが幼いころ妹と遊んでいた
おばあさんからプレゼント
「人形劇」のセット。
シューベルト作曲の野ばら
童(わらべ)はみ~た~り
清らに咲~け~り
その色 愛(め)~で~つ
・
・
・
(日本語訳)
作詞は、ゲーテ。
「ファウスト」
「若きウェルテルの悩み」は、
よくわからないけれど
野ばらは、
あぁ~、そうなんだーーー。
これでおまけ観光も終了。
スペイン旅行では
他のヨーロッパ諸国には無い
独特の文化に触れることができました。
栄光の大航海時代、
時を経て
ごく最近のニュースでも流れましたが、
欧州財政不安による
ユーロ安・それに伴うドル安・
その結果の円高。
その背景に
ギリシャ・イタリアそして
スペインなどでも財政危機の懸念が強まってきたことが
あるといいます。
スペインの栄枯盛衰を感じます。
長いスペイン旅行記に
お付き合いありがとうございました。
(完)