swiss_sukiのつれづれに

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スペイン旅行・2007年(9)アルハンブラ宮殿その1

ラ・マンチャ地方から南下してグラナダへやってきました。
 
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グラナダの中心街から北西、山の上に世界遺産アルハンブラ宮殿があります。
スペイン語ではアランブラというらしい)
 
アルハンブラ宮殿の話の前にどうしてもレコンキスタ(国土回復運動)について。
イスラム教徒に占領されたイベリア半島
キリスト教徒の手に奪還する運動。
711年のイスラム侵入から1492年グラナダ開城まで続いた。
三省堂 大辞林より抜粋
 
イスラム教徒にとっては、ここアルハンブラ宮殿が最後の砦だったのです。
 
さて、アルハンブラ宮殿アラビア語「赤い城塞」の意味。
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夕陽に照らされたアルハンブラ宮殿は絶景らしい。
 
クラシックギターの名曲・タレガ作曲
トレモロ奏法のアルハンブラの思い出」が聴こえてきそう。
 
メスアール宮・メスアールの間
 
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  ここから入っていきます。          床にチューリップの装飾(花の部分だけでよくわからない)
 
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木組みの天井装飾
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壁にタイルや漆喰彫刻のアラベスク模様
 
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黄金の間・ここは祈祷室に使われていたらしい。
アーチ型の窓からは、グラナダの街が見えます。
 
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メスアール宮から外に出てみると、
アーチ型の柱が整然と並んでします。
 
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アルハンブラ宮殿は、小高い山のような所にあるので
グラナダの街が、見渡せます。
写真左上塔が建っているあたり
アルバンシン地区は、イスラム教徒の為の居住地区
白壁の特徴的な家が多い。
写真右は、サクロモンテの丘
サクロモンテの丘はフラメンコのメッカ
今でも観光客の為に洞窟でフラメンコが踊られています。
 
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黄金の間から出るとパティオ(中庭)があり、
コマレス宮の入口が見えます。
 
アーチ型柱の内側までびっしり装飾が施されています。
 
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コマレス宮の入口
アーチ型の窓は、すかし窓
壁一面にアラベスク模様
 
イスラム教は、偶像崇拝禁止なので
像や絵は描かれてなく、
幾何学模様・植物模様・聖典の文字で装飾されています。
 
このあまりにも気が遠くなるようなイスラムの栄華を極めた
緻密な建物を我が手に奪還したキリスト教徒たちも
ほとんど壊さず今に伝えているのです。
 
アルハンブラ宮殿まだつづきます。
 
(撮影2007年10月)
 
追記:上から4番目の写真
床の模様をチューリップと書いていますがザクロのようです。
スペイン語グラナダはザクロという意味なので
ザクロのモザイクと思われ、訂正します。