信州旅行2011(3)栂池自然園でナナカマドが・・・
始発のリフトに乗って栂池(つがいけ)自然園に到着した時は、
小雨交じりでガスって部分的に陽が差していました。
でも楽しみにしていたナナカマドの赤が無い・・・
どうやら9月末の霜・台風15号の風・10月3日の積雪、
このどれかか、また複合的にかで
ナナカマドの葉が傷んで
葉はクルクル巻き、茶色に変色していました。
残念ですが、仕方ありません。
後で知ったのですが、ここだけでなく
乗鞍・涸沢など高地のほとんどの所で傷んでいたようです。
陽が差すとダケカンバの白い幹がきれい。
紅葉よりも鮮やかな服装のトレッキングの人たち。
ちょうどこの時、陽が差して
みんな立ち止まって山の彩りを見てました。
しばらく楽しい木道でしたが、ここからは苦手な山道。
またハーハーゼーゼー。
やっとのことで「浮島」へ
湿原の草紅葉(くさもみじ)が秋らしい。
風が止まった時に見える映り込み。
ぽっかり浮いた浮島、
そこにも柔らかい紅葉がメルヘンの世界。
スポットライトのように陽が当たって
おとぎ話のひとこま。
ヒュッテやビジターセンターへ戻る道から。
手前は、傷んだナナカマド。
白く光る木道の流れが美しい。
葉も落ちてしまったナナカマドが痛々しい。
宿泊する栂池ヒュッテへチェックインするために戻ってきました。
休憩してまた散策です。
つづきます。
(2011年10月6日)