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スペイン旅行・2007年(17)コルドバのメスキータ

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コルドバには、メスキータや、ユダヤ人街がある
 
コルドバ歴史地区世界遺産に指定されています。
 
まずは、メスキータ
 
メスキータは、スペイン語モスクの意
 
コルドバイスラム王朝の首都だった8世紀に築かれ、
 
その後カトリック教徒がコルドバを奪還し(レコンキスタ)、240年かけて
 
カトリック教会として改築したものです。
 
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アルミナールの塔(鐘楼)を見上げながら入っていきます。
 
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円柱の森と呼ばれる馬蹄形の二重のアーチ
白と赤の円柱薄暗い中に林立する
今までに味わったことがない空間。
 
イスラム支配下の時は1000本以上あったのですが、
カトリック教徒が奪還したあと
改修する際壊したので今は、
850本
 
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扉は、八角形の星型をしたイスラム模様
 
 
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この奥は、イスラム教にとってはとても大切な場所。
ミフラブと呼ばれるくぼみがあります。
 
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写真右方向に八角形のホールとなっています。
 
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ミフラブとは、中央のくぼみでしょうか?
ミフラブはモスクの中でも聖なる場所。
メッカの方向に向けられた壁に作られたくぼみ
祈りをささげる方向の目印
 
たくさんの人が観ているので後ろから苦労して
パチリだったようです。
 
ここからは、カトリック教として修復した部分。
 
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中央の椅子には、司教が座ります。
 
上の写真でみんな上を見上げているのは
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左右両側にある立派なパイプオルガン
写真下部分は、黒くなっていますが、
 
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マホガニーに繊細な彫刻が施されています。
 
そしてカトリック教徒が円柱の森中央に作ったのは
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中央礼拝室
 
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金と銀で作られた聖体の祝日用顕示台
 
年に一度、キリスト聖体の祝日「聖体行進」に外に出されるという。
 
ヨーロッパ最大とも思えるイスラム教のモスク内
キリスト教の礼拝堂があるという不思議。
でもその融合は、素晴らしいものでした。
 
近くにあるユダヤ人街「花の小径」につづきます。
 
(撮影2007年10月)